森氏の後任問題 元JOC理事は「安倍さんしかいない」橋本氏、鈴木氏ら候補も
元JOC国際渉外担当・春日良一氏が15日、日本テレビ系「ミヤネ屋」に生出演。“女性蔑視”発言などで東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長を辞任した森喜朗氏の後任問題について言及した。
番組では五輪相の橋本聖子氏、前・スポーツ庁長官の鈴木大地氏、元五輪相の丸川珠代氏、スポーツ庁長官の室伏広治氏、JOC理事の小谷実可子氏、前首相の安倍晋三氏の6人を候補者として挙げた。誰がふさわしいかを問われた春日氏は「現実的に考えます。素晴らしい人が挙がっているが、スポーツの歴史から上がってきた人」と述べた上で、「火中の栗を拾わなければいけない。そうすると安倍さんしかいない」と言い切った。
春日氏は元長野五輪招致委員も務めた。五輪まで5カ月を切り、会長としての役割について問われると「現実的には大会準備は事務総長以下、進んでいる。手足が動いて、80%くらいはできている。IOCも評価している。これからはスピードアップをするだけ。森さんがご苦労された組織委員会の整備、団体との交渉とかはそれほどない。そういう意味では、顔でいいと思います」と、語った。