コンプラ委 時津風親方に退職処分案 22日に最終決定される見込み

 日本相撲協会のコンプライアンス委員会(青沼隆之委員長=元名古屋高検検事長)は16日、1月の大相撲初場所期間中にマージャン店へ行くなど協会の新型コロナウイルス感染対策のガイドラインに違反した時津風親方(元幕内時津海)について東京・両国国技館で協議し、出席者によると同親方が退職する方向で処分意見をまとめた。

 処分意見は八角理事長(元横綱北勝海)に答申され、22日の相撲協会臨時理事会で最終決定される見込み。コンプライアンス委では既に提出されている時津風親方の退職届を受理するか否かや、退職した場合の部屋継承などについて話し合われたという。一部委員は「難しい問題で意見も分かれた。(退職を)する方向にはなると思う」と話した。

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