検討委メンバー田中理恵氏「連携、信頼、希望持てる人を」総合情報番組リモート出演

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は16日、“女性蔑視発言”問題の引責で辞任を表明した森喜朗会長(83)の後任候補者を選出する検討委員会(座長・御手洗冨士夫名誉会長)の第1回会合を都内で開催し、5つの選考基準などを決定した。同会合は17日にも行われ、候補者の絞り込みを行う。早ければ同日中にも一本化し、今週中にも新体制が発足する。組織委の小谷実可子スポーツディレクター(54)、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(63)、橋本聖子五輪相(56)らが候補となる。

 ロンドン五輪体操元日本代表で、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の後任候補を選出する検討委員会のメンバーである田中理恵氏(33)が16日、MBSの総合情報番組「ミント!」に東京からリモート出演した。

 検討委のメンバーに入っているかどうかも含め、「申し訳ないんですが、今はお答えすることができないんです」と説明。メンバーも会合自体も非公開ということについてはどう思うかと聞かれると、「これから会長を決めていかなくてはならないので、なかなか言えないんですけど…」と言葉を濁しつつ、「早く決めなければいけない」とスピード感をもって後任を決めなければ、という思いは口にした。

 また、どういう人物が新会長に適任か?という質問には「元アスリートとしては周囲をまとめてくれる方、IOC、JOC、国、東京都ともしっかり連携を取れる方を選んでくれたら。アスリートにとっても信頼があって、東京オリンピック・パラリンピックの開催できるという希望が持てる人が必要だと思います」と答えていた。

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