大坂なおみ 準決勝でセリーナと激突!18年全米OP以来の再戦「タフな試合になる」
「テニス・全豪オープン」(17日、メルボルン)
女子シングルスで2年ぶり2度目の頂点を目指す世界ランク3位の第3シード、大坂なおみ(23)=日清食品=は、18日に準決勝で元世界ランク1位で現11位の第10シード、セリーナ・ウィリアムズ(39)=米国=と激突する。過去の対戦成績は大坂の2勝1敗。
四大大会では、大坂が初優勝した2018年全米オープン決勝以来の再戦だ。憧れのS・ウィリアムズとの対戦成績は2勝1敗とリードしているものの、決勝がかかる一戦は「肉体的にも精神的にもタフな試合になる」と覚悟する。
初優勝した19年以来2年ぶりの頂点を狙う今大会。準々決勝の謝淑薇(台湾)戦は6-2、6-2で快勝し、圧倒的な強さを見せつけた。一方で、昨年準優勝のガルビネ・ムグルサ(スペイン)に逆転勝ちした4回戦ではマッチポイントを2度しのぐなど、逆境での強さも証明している。
S・ウィリアムズは、マーガレット・コート(オーストラリア)に並ぶ四大大会最多24度の優勝まであと一つに迫るが、17年全豪を最後に栄冠から遠ざかる。注目の準決勝は日本時間18日正午以降に開始予定となっている。