福原愛さん 自身の子どもに卓球を教えたくない理由とは… 徹子に明かす
卓球女子五輪2大会連続メダリストの福原愛さん(32)が18日、テレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。もしも子どもが卓球を始めたいと言っても「自分で教えることはしない」と話し、その理由を説明した。
福原さんは5年前に台湾出身の卓球選手、江宏傑(ジャン・ホンジェ)さんと結婚し、3年前に競技を引退。現在は台湾を拠点に夫と3歳の長女、1歳の長男、実母の5人で暮らしているが、長女が幼稚園に入るタイミングで拠点を日本に移す予定だという。
両親ともに卓球選手というプレッシャーを感じさせないため、子どもたちには自身が卓球選手だったことを隠しているそうで「私がリオのオリンピックで使用したラケットとかも、昔かまれたりとかよくしていて…。歯固めみたいな感じで」と優しく笑った。
黒柳に「もし子どもが卓球やりたいって言い出したらどうします?」と聞かれると、福原さんは考え込みながら「もちろん、すごく悩むとは思うんですが、自分で教えることはしないかなって思います。ただ、もし子どもたちが選んだ道であれば、全力で応援はしたいなって今は感じています」と答えた。
なぜ自身がコーチをしようと思わないかを問われると、今も続くという“選手とコーチ”の関係を明かした。
福原さんは母・千代さんのコーチのもと、3歳から卓球を続けてきたが「小さい頃から母にずっと卓球を教わっていて、甘えられなかったっていう部分が今でもあって。やはりコーチと選手の関係性っていうのがもう出来上がってしまっているので、自分の子どもには100%甘えられる存在でいたいなと思っているので、私は教えたくないなと思っています」と、その思いを説明。
甘えたいときには「我慢をするか、他の方に遊んでもらうかっていう形でしたね」と振り返った。
今でも“コーチと選手”の関係は続いているそうで「母が調理師免許を持っているので、おうちの食事とかでも野菜の切り方だったりとか、お味噌汁の香りとか、そういうところまでコーチングをいまだにしてもらっています」と明るく笑っていた。