デイリースポーツの評論「拳心論」でおなじみのボクシング元世界３階級制覇王者、長谷川穂積氏（４０）が、フェンシングで未来のオリンピアンと期待される小学生王者の白男川（しらおがわ）瞬選手（１２）＝大阪読売千里クラブ＝に挑戦した。白男川選手は、全国区で行われる小学生大会「Ｐｒｏｕｄ　ＮＵＭＡＺＵ　ＣＵＰ２０２０　フェンシング選手権小学生大会」男子フルーレの部で３連覇。将来は五輪の金メダルを目指す少年剣士だ。

　長谷川氏はテレビ番組の企画で大阪市内の白男川選手の練習場所を訪問。フェンシングへの挑戦は２度目で、「フットワークがボクシングに似ている」と親近感を持っていた。しかし、実戦形式で対戦すると、相手のスピードと多彩な攻撃にタジタジ。身長１５０センチの白男川選手が「やっているとボクより大きく感じる」と感嘆した。また、練習にボクシングを取り入れているという白男川選手のパンチをミットで受け、「ボクシングでもやっていける」と身体能力の高さに太鼓判を押した。

　未来のオリンピアンと３階級制覇王者の対決は、２０日（土）のＭＢＳ系「せやねん！」（午前９時２５分～）のスポーツコーナーで放送予定。