池江璃花子 復帰後初100mバタフライ 全体2位で決勝へ 日本選手権の標準記録クリア

女子100メートルバタフライ予選を終え、引き揚げる池江璃花子(左)=代表撮影
女子100メートルバタフライ予選 力泳する池江璃花子(代表撮影)
女子100メートルバタフライ予選、力泳する池江璃花子(代表撮影)
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 「競泳・東京都オープン」(20日、東京辰巳国際水泳場)

 女子100メートルバタフライ予選が行われ、白血病からの完全復活を目指す池江璃花子(20)=ルネサンス=は1分00秒06で、この日の午後に行われる決勝に進出した。復帰後初めてバタフライに挑戦で、日本選手権の標準記録1分00秒29はクリアした。

 予選4組目で登場した池江は、50メートルを28秒01で入り、組トップでゴール。全体では、59秒15の木津喜一花(三菱養和SS)に続く2位で決勝進出を決めた。

 池江は昨年8月に実戦復帰。これまで自由形のみに出場しており、50、100メートルは東京五輪代表選考会を兼ねた4月の日本選手権の参加標準記録を突破している。今月7日のジャパンオープンでは、50メートル自由形で24秒91の復帰後最速記録をマークした。

 今大会が復帰5戦目。この100メートルバタフライは16年リオ五輪で5位入賞するなど、本命種目だった。7日のレース後にはバタフライについて「自信は正直ないけど、自分なりに精いっぱい泳げればいいかなと思う」と話していた。日本記録は自身が持つ56秒08。

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