レイドロー【一問一答】「プレーできることを心待ちに」12得点でNTTコム勝利に貢献
「ラグビー・トップリーグ、NTTコミュニケーションズ41-13ホンダ」(20日、夢の島競技場)
NTTコムの元スコットランド代表主将のSHグレイグ・レイドロー(35)が開幕戦でスタメン出場。逆転トライを含む12得点でトップリーグ(TL)デビューを飾った。
見せ場は12-13で迎えた前半36分。ゴール目前のスクラムからモールとなり、ボールを保持したレイドローは自らゴールに飛び込む逆転トライ。ゴールも決めて19-13とした。後半10分にはPGも決めて突き放した。後半31分に交代するまで冷静沈着なパスを回し、リーダーシップを発揮してチームを牽引した。
以下は試合後のレイドローとの一問一答。
-開幕戦を白星で飾った感想は。
「とても良いスタートが切れたと思っています。ホンダはもちろん強いチームでしたし、とてもハードなゲームだったと思います。しかし選手たちは80分全力でプレーし続けました。またイエローカードが出された10分間は特に厳しい状況でしたが耐え続け、今日の勝利はそれに値するのだと思います」
-トライを含む自身12得点についての評価は。
「良いプレーができたと思いますし、ゲームの展開に対応できたと思います。今日のチームの勝利に貢献できたことを嬉しく思います」
-チームへの溶け込み具合、貢献度についてはどうか。
「チームの雰囲気はとてもよく、楽しんでいます。自分の経験を若手選手へ共有し、ゲームをコントロールするリーダーとしてもチームをサポートしていこうと思います」
-日本のチームでの初めての試合について感想は。
「NTTコミュニケーションズシャイニングアークスでプレーできることを光栄に思います。チームと契約してから公式戦でプレーするまでの時間は長く、トップリーグでプレーできることを心待ちにしていました。やっと今日トップリーグ開幕を迎え、プレーできたことを光栄に思います」
-今日の試合前にどんなことを考え、試合を迎えましたか。
「どの試合でも同じなのですが、しっかりと準備ができていて、エナジーを発揮しプレーすることを考えていました」
-コロナで開幕が延期になってしまいましたが、今日開幕を迎えることができてどういった心境ですか。
「コロナ禍にあって、このような厳しい状況に置かれているのはどのチームも同じだと思います。そういった状況下でどれだけ適応できるかが大切だと思います。そういった面では、チームはうまくこの状況に適応して良いエナジーを持って今日の試合に挑むことができたので、価値に値するパフォーマンスをしっかり出せたと思います」
-今日の試合で満足した点と課題は。
「良い点はたくさんあります。特にディフェンスで相手を13点に抑えられたことは良い結果だと思います。これからもディフェンスを継続して練習していきたいと思います。アタックでもディフェンスでも両方、良いパフォーマンスを出して、次に繋げたいと思います。そして規律もしっかり守っていきたいと思います」