瀬戸大也は6位「タイムは上がると思う。見ていてほしい」200Mバタフライ
「競泳・東京都オープン」(21日、東京辰巳国際水泳場)
男子200メートルバタフライ決勝が行われ、不倫問題で昨年末まで活動停止処分を受けていた瀬戸大也(26)=TEAM DAIYA=は2分0秒72の6位だった。予選は2分1秒13の全体7位。1分56秒80の幌村尚(東京ドーム)が優勝した。
前半100メートルを先頭で折り返すも、後半ジリジリと後続に抜かれる展開だった。
レース後は「かなり合宿の疲れが残っていて響いている。決勝は何か1つでもいいので課題を持って行こうと、とにかく前半突っ込んで、後半どうなってもいいという感じで泳いだ」と振り返った。また「4月まで調整がしっかりできたら、ガツンとタイムは上がると思う。見ていてほしい」とも話した。
瀬戸は今月初旬のジャパンオープンで5カ月ぶりに実戦復帰。今大会が騒動後の2戦目となる。20日の400メートル個人メドレーは4分20秒41の3位だった。
瀬戸は19年世界選手権の優勝で200と400メートル個人メドレーの代表に内定しており、200メートルバタフライは4月の日本選手権での代表権獲得を目指している。「バタフライはまだ代表権を勝ち取れていないので、いいタイムを出したいし、ライバルたちともいいレースをしたい」と話していた。
2週間前のジャパンオープンは1分56秒32の3位。東京五輪の派遣標準記録は1分56秒25。自身の持つ日本記録は1分52秒53。