ジョコビッチが全豪3連覇、四大大会18勝 初の世界1位から10年、今なおナンバー1
「テニス・全豪オープン」(21日、メルボルン)
男子シングルス決勝が行われ、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(33)=セルビア=が7-5、6-2、6-2で同4位のダニール・メドベージェフ(25)=ロシア=を退け大会3連覇を達成した。ジョコビッチの同大会3連覇は2度目で、通算9度目の優勝。四大大会通算は18勝となった。
メドベージェフは四大大会初優勝を狙ったが、長年世界トップに君臨するジョコビッチの壁にはね返された。
今大会前のランキングの時点で、1位のジョコビッチは12030ポイント。2位のナダル(スペイン)は9850、3位のティーム(オーストリア)は9125、4位のメドベージェフが8715で続いていた。ツアーで最大のポイントを得られるのが四大大会だが優勝で2000、準優勝で1200。ポイント有効期間の延長措置が取られている中、すでに3月8日付けの世界ランクでフェデラー(スイス)の310週を抜く、歴代最長の通算311週の「世界1位」をジョコビッチは確定させている。
ジョコビッチが初めて世界ランク1位になったのが2011年の7月4日付けランキング。途中で負傷のため順位を落とした時期はあったが、ナンバー1を守っている。