鶴竜、風邪気味も「PCRやって何もないから…」春場所へ「できることを精いっぱい」

ぶつかり稽古に胸を出す鶴竜(代表撮影)
テッポウを打つ鶴竜(代表撮影)
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 大相撲の合同稽古4日目は23日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行ったが、参加関取は前日の12人から8人に減った。三役以上で唯一“皆勤”の横綱鶴竜(35)=陸奥=は前日に続き、相撲を取る稽古を回避。「朝乃山がいたら取ろうかなと思っていたけどね。昨日、どこか調子を悪くしてたんじゃないかと思うけど…」と、目当ての大関が不在で、さみしげに話した。

 4場所連続休場から再起を期し春場所(3月14日初日、東京・両国国技館)に進退を懸ける。2日目まで御嶽海を相手に2日で計30連勝と順調だったが思うようにはいかない。

 幕内阿武咲(阿武松)、若隆景を相手に胸を出し、立ち合いなども確認。「まあやっぱり、体を慣らしたいというのがあったんで、昨日もそうだったけどね。自分の当たりはまあいいんだけど、相手の当たりを受けた時にね、体がどう反応できるようにという。今はとにかくこの合同稽古の中で、できることを精いっぱいやっていきたい」と力を込めた。

 寒暖差も大きく、「ちょっと風邪気味」と言う。「風邪をちょっと早く治したい。めちゃくちゃ咳(せき)が出る。PCRやって何もないから普通の風邪だと思う」と、心配材料だ。

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