藤沢五月ミニスカートで白星発進「はいている感じしない」カーリングで珍しい新装備
「カーリング・日本混合ダブルス選手権」(23日、青森市みちぎんドリームスタジアム)
開幕し、1次リーグが行われた。昨年準優勝し、18年平昌五輪の4人制で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレの藤沢五月(29)がSC軽井沢クの山口剛史(36)とのペアで、チーム北村に9-1で圧勝し、白星発進した。藤沢はカーリングでは珍しい、ピンクのミニスカートの“新装備”で戦った。
18、19年大会優勝の“フジヤマペア”が貫禄を見せつけた。第5エンドまで相手に得点を許さず、9点を奪取。第6エンドで1点返されたものの、相手は負けを認めるコンシードを出した。藤沢は「すごくいいショットやいい展開で持っていけた」と笑顔だった。
“新装備”が光った。藤沢は試合にピンクのミニスカートで登場。「昔はよく女性がスカートをはいていて、上もセーターが一般的だった。今ではそれがなくなってしまってちょっとさみしい」と説明し、「すごいストレッチがあって動きやすいので、全然はいている感じがしない。調子いいです」と笑った。
背中に書かれた「FUJISAWA」の文字は、ペアを組む山口とは色違いになっている。「オシャレに作っていただいたので、このユニホームに負けないプレーをしたい」。背負った思いを力に、優勝で22年北京五輪出場への道をつなぐ。