藤沢五月がスカート着用で開幕3連勝「大変お気に入りです」
「カーリング・日本混合ダブルス選手権」(25日、青森市みちぎんドリームスタジアム)
1次リーグが行われ、昨年準優勝し、18年平昌五輪では4人制で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレの藤沢五月(29)が、SC軽井沢クの山口剛史(36)とのペアで、園部日向子、小野寺浩太組に10-2と快勝し、開幕3連勝とした。
2年ぶりの優勝へ、圧巻の試合を演じた。第1エンドで2点を奪うと、第2エンドでは不利な後攻で3点スチール。第6エンドでも3点を入れて8点差を付けると、相手は負けを認めるコンシードを出した。藤沢は「相手にプレッシャーを与えられた良い試合だった」と納得の表情だった。
今大会はユニホームにこだわっている。藤沢はカーリングでは珍しいスカートを着用し、背中に刻まれた「FUJISAWA」の文字は、山口と色違いだ。藤沢は「ウエアを作る時に、北見の刺繍屋さんに『カーリングの背文字はみんな同じでつまらないよね。もっとおしゃれにした方がかっこいいよね』とお話しいただいて。面白いデザインを提案いただいた」と経緯を説明。「大変お気に入りです」と笑顔を見せつつ、「こういうユニホームがあるんだよと知ってもらって、もっと他の選手にもまねしてほしい」と提案していた。