カーリング・両角友佑“復帰戦”白星 前日は後頭部強打で試合棄権「気の緩みです」
「カーリング・日本混合ダブルス選手権」(25日、青森市みちぎんドリームスタジアム)
1次リーグが行われ、24日夜の試合を頭部のけがで棄権していたTM軽井沢の両角友佑(36)が、中部電力の北沢育恵(24)とのペアでチーム石垣に7-3で勝利し、3勝1敗とした。
“復帰戦”を白星で終えた。会見場に現れた両角は、まずは「戻ってきました」と報告。けがについて、「昨日の夕方に郵便局に行った時に外で転倒して、ちょうど階段に後頭部をぶつけてしまった。頭をぶつけたことと、ちょっと切れたので縫ってもらった」と説明した。さらに「今朝(病院で)CTをやってもらって、『カーリングに戻ってもいいよ』とお墨付きをいただいた」と経緯を話した。
転倒には反省があるという。「(郵便局で)出した書類が合宿の報告書で。その安心感というか、『よしっ後は試合するだけだ』という、気の緩みです」と苦笑い。「もうちょっと集中して人生を生きたいと思います」と、気を引き締めることを誓っていた。
棄権した試合は、弟・両角公佑との直接対決でもあった。「ちょっと残念ですけど、また当たる可能性はゼロじゃない。星1つ損したので、取り返せるような活躍でしっかり盛り上げられたら」と、決勝トーナメントでの再戦を見据えた。