競泳・池江璃花子「どう答えていいか…」東京五輪目指すか心境複雑「体的にはパリ」

 笑顔でクールダウンする池江璃花子(代表撮影)
 笑顔を見せる池江璃花子(代表撮影)
 西崎コーチ(右)と話をする池江璃花子(代表撮影)
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 白血病からの完全復活を目指す競泳女子の池江璃花子(20)=ルネサンス=が26日、都内で練習を公開した。

 陸上と水中、計約3時間の練習を行った池江。今夏に控える東京五輪については「可能性があるなら頑張りたいけど、パリを目指していると心から思っているので、どう答えていいか正直分からない」と率直に語り「すごいたくさんの方に東京を期待されるけど、自分の体のことは自分が一番分かっている。もちろん、もしかしたら行っちゃうかもしれないけど、体的にパリだという意識」と冷静に話した。

 また「期待されるのはものすごくうれしいこと」とした上で「全然、期待はしてもらっていいですけど、五輪、五輪というよりは、今の自分の泳ぎだったり、ここまで戻ってきて、結果を残し始めているところを見てほしい」とも語った。

 代表選考会を兼ねた4月の日本選手権(東京アクアティクスセンター)のエントリー種目は、まだ決めておらず「絞る可能性もあるし、全部出る可能性もあるし、エントリーギリギリまで分からない。慎重に選んでいく」と池江。「日本選手権に出られることを全力で楽しみたい」とした。

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