“てっちな”が全勝“フジヤマ”ペア止めた!吉田知那美「やればできる」
「カーリング・日本混合ダブルス選手権」(26日、青森市みちぎんドリームスタジアム)
1次リーグが行われ、B組では吉田知那美(29)=ロコ・ソラーレ=、清水徹郎(33)=コンサドーレ=組が、ここまで全勝だった藤沢五月(29)=ロコ・ソラーレ=、山口剛史(36)=SC軽井沢ク=組を8-7で下し、4勝2敗でリーグ戦を終えた。藤沢・山口組は4勝1敗で、27日のリーグ最終戦を迎える。27日は各組上位チームによる準々決勝も行われる。
“てっちな”が“フジヤマ”を止め、決勝トーナメント進出へ望みをつないだ。勝負のショットを決め、笑顔を爆発させた吉田は「本当に勝ちたかったので。“やればできるじゃん”って思って」と、喜びをかみしめた。
全員が平昌五輪代表の豪華対決は、好ショットの応酬でし烈なシーソーゲームになったが、1点ビハインドで迎えた最終エンド、吉田が難しいラストストーンを決め、見事2点を奪い逆転勝ちした。
2連敗スタートの崖っぷちから4連勝で、8強入りは27日の1次リーグ最終戦を待つ形に。吉田は「少しでも長く戦い続けたい。ドキドキしながら待ちたい」と、吉報を祈った。