日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）は２日、寝具メーカーのエアウィーヴから日本代表選手団をサポートのためのマットレスパッド６００床分の寄贈を受けることとなり、都内で贈呈式が行われた。同寝具は東京五輪の選手村にも供給されており、準備段階から同じ睡眠環境でコンディションを整えるため、強化拠点の味の素ナショナルセンター（ＮＴＣ）に設置される。

　選手を代表して、コメントＶＴＲを寄せた卓球の石川佳純（全農）は「合宿期間中も同じ環境で寝ることができるのは大きな強みになる」と話した。

　同寝具は選手１人１人の体型に合わせて、肩・腰・足の３部分の硬さ調節が可能。会見後、アプリによる測定を行った山下泰裕会長は、同じ柔道の井上康生男子監督と同じと表示された。シュッとしたイメージのある井上監督だけに「怒られちゃうよ」と、笑っていた。