テコンドー 鈴木リカルドは準V 試合前に兄・セルヒオと「マックに行く」約束も
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「テコンドー・全日本選手権」(7日、駒沢体育館)
男子68キロ級で東京五輪代表の鈴木リカルド(20)=大東大=が、階級を上げて挑んだ74キロ級決勝で、浜田康弘(ベンチャーバンク)に15-17で敗れ、準優勝となった。今大会は世界選手権(10月・中国)の代表選考も兼ねていた。
58キロ級で五輪代表に決まっている兄・セルヒオと「試合が終わったらマックに行こう」と約束して挑んだが、大接戦を制せなかった。鈴木は残り1分で8-8に追いつくも、最後の激しい攻防で点数を奪い切れず、2点差で敗北。「相手が攻めさせてくれなかった」と肩を落とした。
選手は新型コロナウイルス感染対策とし、選手は半透明のフェイスシールドを着用して臨んだ。顔の下半分が隠れる仕様で、鈴木も「最初に付けた時はぼやけて見えた」が、練習で使ううちに「慣れました」と感触を語っていた。