Bリーグも赤字補填の税制優遇「非常にありがたい」NPB、Jリーグに続いて適用

 バスケットボール男子Bリーグは9日、理事会後にオンラインでメディアブリーフィングを行い、プロ野球やJリーグと同様にBリーグも親会社やスポンサー企業がクラブの赤字補填のために支出した資金について、税制上の優遇措置が与えられることを発表した。

 昨年5月にJリーグが国税局から適用を認められたことを受け、Bリーグも国税局に照会。その後「Jリーグ回答と同様に取り扱って差し支えない」との回答を得た。

 親会社やスポンサー企業が支出した金銭が広告宣伝費として認められた場合、損金として扱われ、親会社にとっては節税の効果がある。また、クラブの赤字を補填するために親会社が支出した金銭も損金として扱われる。

 島田慎二チェアマンは「コロナ禍における非常に厳しい状況をクラブが乗り越えるという観点においても非常にありがたい」と感謝。その上で「コロナ禍だけの特例処置ではなく今後も続いていくという解釈をいただいている。今後もっとBリーグが成長していくための投資を促していく」と話した。

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