仙台出身の卓球・張本「復興五輪忘れずコートに立ちたい」 東日本大震災から10年

 卓球男子で東京五輪代表の張本智和(17)=木下グループ=が、東日本大震災発生から10年という節目に際しオンラインでインタビューに応じた。仙台市出身で、当時は同市立東宮城野小1年生。「家で宿題をやっていて机の下に隠れた。怖さと驚きの二つしかなかった」と振り返った。

 中学時代から上京し、現在は関東に拠点を置くものの「自分はいつまでも宮城県民、仙台市民の気持ちでいる」。震災から10年という節目だが、「僕は今でも忘れずに胸に秘めて闘っている。日本代表で東北出身は少ない。震災を忘れない気持ちを持ち続けてプレーする。宮城県出身選手として、コロナ禍の五輪と復興五輪の二つを忘れずコートに立ちたい」と故郷への強い思いを語った。

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