柔道GS、阿部詩へのマーク警戒 日本代表の男女両監督が総括
柔道のグランドスラム・タシケント大会に出場した日本代表の男女両監督が10日、報道陣のオンライン取材で総括し、女子の増地克之監督は昨年2月以来の実戦で優勝した52キロ級の阿部詩(日体大)について「寝技でも勝利し、成長している」と評価した。一方で「釣り手を制され、非常に研究されていると感じた」と警戒感を強めた。
日本女子は出場した五輪代表4人全員が優勝した。
男子の井上康生監督は東京五輪81キロ級代表で今大会3位の永瀬貴規に対し「ブランクはそう感じさせない内容。新たな課題を意識した取り組みが試合に出ていた」と及第点を与えた。