柔道・阿部詩ら異例“隔離合宿” 聖地・講道館で帰国後14日間

 柔道のグランドスラム・タシケント大会に出場した東京五輪女子52キロ級代表の阿部詩(日体大)、70キロ級代表の新井千鶴(三井住友海上)ら4選手が、帰国後に東京・講道館で14日間の隔離生活を送ることが10日、明らかになった。既に帰国しており、複数回のPCR検査を受けながら調整練習も可能となる。

 新型コロナウイルス感染の再拡大を受け、アスリートの隔離免除措置は現在停止中。ただ、日本オリンピック委員会(JOC)などの提案で、外部と遮断する形での合宿が認められた。宿泊フロアを貸し切りにし、畳での練習も可能となる。

 異例の“隔離合宿”に入るのは希望した4選手と指導者3人。女子代表の増地克之監督は「練習環境を整えていただいて非常にありがたい。隔離をきっちりやりながらコンディションを整えたい」と話した。

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