【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は11日にオンライン形式で開かれたIOC総会第2日の審議で、東京五輪と来年2月の北京冬季五輪の参加者向けに中国オリンピック委員会から新型コロナウイルスのワクチン提供の申し出があったと明らかにし「追加分の費用はIOCが負担する」と述べた。
国際組織を介しての提供か、既に中国製ワクチンに関して協定を結んだ国には直接の提供となるという。
東京五輪の準備状況を監督するIOCのコーツ調整委員長は海外からの観客受け入れ可否について「日本政府のいかなる決定も安全第一であることを前提に支持する」と発言した。