マラソン五輪代表補欠の松田が優勝宣言「過去の自分超えて」 代表逃し悔し涙から1年
「名古屋ウィメンズマラソン」(14日、バンテリンドームナゴヤ発着)
出場する有力選手が12日、名古屋市内で会見を行った。東京五輪マラソン女子代表補欠の松田瑞生(25)=ダイハツ=は「過去の自分を超えて優勝する」と意気込んだ。
昨年1月の大阪国際女子マラソンは2時間21分47秒で制し、日本陸連の設定記録を突破。しかし、その後に記録を更新されて代表の座を逃し、悔し涙を流した。あれから1年。「悔しさからはい上がる気持ち、勝ちたいと思う気持ちは誰にも負けない。自分の持っている力を発揮して日本記録への挑戦に向けていいレースができたら」。次の目標に向けて、まず今大会での快走を誓う。
大きな刺激も受けた。2月のびわ湖毎日マラソンで男子の日本新を樹立した鈴木健吾(富士通)の活躍だ。「健吾とは友達なので、すごくうれしい。自分ももっと頑張らないとという強い気持ちを与えられた」と話し、「周りがあっと驚くような走りを自分もしたい」と力を込めた。