伊藤美誠 対中国“ぶっつけ五輪”でもOK「本番でも大丈夫」2戦連続Vで自信

 卓球日本女子のエースが2つのトロフィーと自信を手に帰ってきた。東京五輪代表の伊藤美誠(20)=スターツ=は14日、ドーハ遠征を終えて帰国し、オンライン取材に対応。中国勢は不在だったものの、今年初の国際大会となったWTTコンテンダー、同スターコンテンダーで2大会連続優勝し、「苦しい試合が多かったが、最終的に自分らしく楽しんで優勝できた。コツコツ頑張った大会だった」と胸を張った。

 7月の五輪まで、今後の国際大会については正式発表はないものの、5月に中国で2大会、6月にハンガリーで1大会が開催される可能性があるという。伊藤は「出場するかどうかはまだ決めてない」と状況によっては国内にとどまり、五輪に向けた準備に専念する選択肢も示唆した。

 金メダルの最大のライバルである中国勢とは昨年11月を最後に手を合わせていないだけに「中国選手と早く試合がしたい」と言いつつも、「(中国勢と)試合しなくても、五輪本番でも大丈夫だと私は自信がある」とキッパリ。日本女子のエースは「相手からしたら思ってもみない技術、戦術を出せると思う。相手からしたら、急に本番(で対戦)の方が嫌だと思う。私はどっちでもいけるように準備している」と“ぶっつけ五輪”は自身に利があると唱え、歓迎する姿勢すらにじませた。

 帰国後は2週間の隔離期間に入るが、外出はできないものの、宿泊施設内で練習はできる見込みだという。

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