丸川五輪相 政府の海外観客受け入れ見送り方針は「バッハ会長に理解していただける」
丸川珠代五輪相(50)が16日、都内で閣議後の定例会見を行った。東京五輪・パラリンピックで海外からの一般観客の受け入れを政府が見送る方針を示していることについて、「政府の決定を受け入れる表明をバッハ会長がしてくださった。およそわれわれの考えてることを理解していただけるのかな」と話した。
正式決定は政府、大会組織委員会、東京都、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の代表による5者協議で行われる見込みで、国内聖火リレーが始まる25日までの決定を目指している。肝心の日程については「正直に申し上げて、日程が行ったり来たりしている。結構ぎりぎりに決まるのではないか」と明かすが、「最後の交渉というつもりで、5者協議に臨みたい」と誓った。