荒木絵里香「夏に懸ける思いは高まった状態」代表合宿で手応え
バレーボール女子日本代表で主将を務める荒木絵里香(36)=トヨタ車体=が17日、練習後にオンラインで取材に応じた。現在、女子代表は都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿を行っており、今夏の東京五輪に向けて「昨年以上にこの夏の五輪に懸ける思いは高まった状態でスタートを切ることができた」と手応えを語った。
新型コロナの影響で東京五輪が1年延期となり、引退の決断をするベテラン選手もいたが「(自分が)やるって決意してからは揺らぐことは一切なかった」と荒木。自粛期間中はもちろん、Vリーグ開催中も「この夏に向けて頑張ろうという気持ちは強く持ち続けていた」と五輪への熱い思いを明かす。
代表チームには若手はもちろん、所属チームで主将を務めた選手も増えた。代表主将は荒木だが、「みんなが自分のチームでキャプテンをやっているくらいの気持ちで発言や、立ち振る舞いをしてくれているので、すごくいいチーム作りが進められている」と約4カ月後の大舞台に向け自信を見せる。
5月1日には、五輪会場の東京・有明アリーナでテストイベントとして強豪の中国と対戦する。「(コロナ禍で)昨年から国際大会が全くやれていない中で、貴重な機会。手応えを感じられるように、チームとして仕上げていきたい」と意気込んだ。