バレーボール女子日本代表の中田久美監督（５５）は１７日、オンライン取材に応じ、五輪代表１２人を６月末に決定することを明かした。現在、女子代表は都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿を行っている。

　コロナ禍で１９年Ｗ杯以来、国際大会が行われていない中、５月１日に五輪テスト大会を兼ねた親善試合で世界ランキング１位の中国と対戦。５月末から約１カ月、ネーションズリーグがイタリア・リミニで一国集中開催される。同監督は「終了後に１２人に絞る」と最後の選考の場にするとした。

　また、同日に主将の荒木絵里香（３６）＝トヨタ車体＝も「昨年以上にこの夏の五輪にかける思いは高まった状態でスタートできた」と合宿への手応えを語った。