スピードスケート高木美帆、22年北京五輪へ「全部ぶつけたい」
スピードスケート女子で、2018年平昌五輪で金銀銅三つのメダルを獲得した高木美帆(26)=日体大職=が18日、オンラインで取材に応じた。コロナ禍のため国内を拠点に戦った今季を「最大限の工夫をしながらシーズンを終えられた。新たな気づきや発見が、例年とは違うところであったのは大きい」と振り返った。
今月初旬に今季最終戦が終了。つかの間のオフを経て、いよいよ22年北京五輪シーズンを迎える。
10年バンクーバー五輪に中学生で出場。その後、14年ソチ五輪は代表落選。平昌五輪では団体追い抜きで金メダルを獲得し、個人では1500メートルで銀、1000メートルで銅メダルだった。「積み上げてきたものが、少しずつできあがっている感覚がある。それを最高のものにして、北京五輪で全部ぶつけてみたい。自分が今まで積み上げてきたことを、あの場で最大限発揮できたらどうなるんだろうって興味がある」。全ての経験を糧に、22年北京五輪へと向かうつもりだ。