バドミントン・遠藤、渡辺組が全英2連覇「日本人同士で戦えたのもすごく光栄」

男子ダブルスで優勝した遠藤(右)、渡辺組=バーミンガム(AP=共同)
男子ダブルス決勝でプレーする遠藤(左)、渡辺組=バーミンガム(AP=共同)
男子ダブルスで優勝した(右から)遠藤、渡辺組、2位の園田、嘉村組=バーミンガム(AP=共同)
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 「バドミントン・全英オープン」(21日、バーミンガム)

 男子ダブルス決勝が行われ、世界ランク6位の遠藤大由(34)、渡辺勇大(23)組=日本ユニシス=が同5位の園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)を2-1(21-15、17-21、21-11)で下し、2連覇を果たした。

 11歳差のエンワタペアが日本勢対決を制した。1-1で迎えた第3ゲーム、12-10から7連続ポイントでソノカムペアを突き放すと、最後は遠藤のショットで勝負を決めた。

 大会公式ツイッターで公開された試合後のインタビューでは、渡辺は「すなおにとてもうれしい」と喜びつつ、「日本人同士で戦えたのもすごく光栄。皆さんに最高のプレーお見せすることができてすごくうれしいです」と優勝をかみ締めた。

 新型コロナ禍で、表彰式のメダルは各自で取る形式となった。エンワタペアは互いにメダルを掛け合って勝利を喜んだ。

 今大会は新型コロナ禍で中国、韓国、台湾の強豪国が不参加ではあったが、111回目を迎えた伝統の大会でもある。「この場所で立ってやりたいと小さい頃から思ってた」と遠藤。憧れの舞台で強さを再び見せつけた。

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