桃田賢斗、全英準々決勝敗退も…朴HC「逆にリフレッシュ」

 バドミントンの全英オープン(バーミンガム)は21日に閉幕した。日本代表の朴柱奉ヘッドコーチ(HC)はオンライン取材に応じ、1年2カ月ぶりの国際大会を8強で終えた桃田賢斗(26)=NTT東日本=について、「今までずっと優勝してきて、勝たないといけないプレッシャーがあったと思う。フィジカル、動きの面では問題なかったけど、久しぶりの試合で不安がちょっとあった」と話した。

 桃田は世界ランク1位ではあるが、昨年1月に交通事故に遭い、昨年12月に実戦復帰したばかり。朴HCは「今回負けて、『絶対勝たないとダメ』というプレッシャーは逆(になくなる)。リフレッシュして、五輪へ向けてもう1回イメージができれば、もう1回優勝を目指せると思う」と、今後の活躍を期待した。

 桃田は準々決勝で、世界ランク10位の22歳、リー・ジージャ(マレーシア)にストレート負けを喫した。朴HCは「相手はパワー、攻撃の選手で、パワー選手との練習が足りない部分があったし、ディフェンスでもうちょっと頑張らないと(いけない)」と分析。「コントロールがあまり良くなくて、集中がないミスも結構あった。この部分が久しぶりの試合のプレッシャーだと思う」とも話した。桃田も世界連盟を通じて、「このトーナメントを通じて、緊張を感じることができた」とコメントしている。

 今後、日本代表は帰国後に14日間の隔離期間に入る。4月14日から富山県で合宿を行い、5月のインド・オープンの出場を目指す。

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