東京五輪・パラリンピック組織委員会の理事会が22日、都内で行われ、武藤敏郎事務総長は海外ボランティアについて受け入れを断念することを発表した。
先日、IOCなどとの5者協議で、海外観客の受け入れ断念を決定。その上でボランティアについても「誠に残念ながら、今年の夏の活動は断念せざるを得ないという判断をいたしました」と、述べた。延期前の計画では8万人の大会ボランティアのうち、約1割が外国籍だった。
ただ、一部運営に不可欠な専門的なボランティアについては「特別措置をとった上で活動を検討している」と、説明した。