バドミントン全英OPで日本勢が4種目制覇 2冠達成の渡辺勇大は「ご褒美に腕時計」
「バドミントン・全英オープン」(21日、バーミンガム)
バドミントンの全英オープンに出場した日本代表が現地時間の21日、オンラインで取材に応じた。男子ダブルスでは遠藤大由(34)、渡辺勇大(23)組=日本ユニシス=が2連覇。渡辺は東野有紗(日本ユニシス)と組んだ混合ダブルスでも3年ぶりに優勝し、日本勢初の2冠を達成した。女子シングルスは奥原希望(太陽ホールディングス)が5年ぶりに優勝し、女子ダブルスは永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)が初優勝。日本は5種目中4種目を制した。
伝統の大会で日本勢初の2冠を達成した渡辺は「どの大会でも2種目優勝は目標。結果が出てくれたので自信になりました」と充実の表情を浮かべた。
5日間で、男子ダブルスと混合ダブルスの計10試合を戦うハードスケジュールだった。「国際大会で10試合を戦うのは初めて」と明かし、「すごくいい経験になった。勝ち切ることが目標だったのですごくうれしい」と喜んだ。
合計約680万円の優勝賞金は「ご褒美で腕時計を買いたい」と宣言。「現物を見て、お値段と賞金を比べて買えるかどうか決めたい」と冗談めかして笑った。