上野由岐子が3度目五輪「大事な使命も受けている」ソフトボール日本代表発表
日本ソフトボール協会は23日、女子の東京五輪代表選手をオンライン会見で発表した。2008年北京五輪での金メダル獲得に貢献した投手の上野由岐子(38)=ビックカメラ高崎、投打“二刀流”での活躍が期待される藤田倭(30)=ビックカメラ高崎=ら15人が選出された。
3度目の五輪出場を決めた上野は「正直もう一度五輪の舞台に立つとは思ってなかった。やると決めたからには後悔しない準備をしたい」と意気込んだ。自国開催の五輪は「特別な大会」。特に、福島県で開幕試合を迎えることには「試合の白黒だけでなく、大事な使命も受けている」と気を引き締めた。
宇津木麗華監督(57)は「上野投手、藤田投手は1試合でも投げられるピッチャー」と期待を寄せる。「特に上野投手を中心にしてやっていきたい。完璧な守備をしたい」とプランを語った。