空手東京五輪代表・植草歩がパワハラ被害か 31日に聴取へ
空手の東京五輪女子組手61キロ超級代表に内定している植草歩(28)=JAL=が、全日本空手道連盟・香川政夫強化委員長(65)からパワーハラスメントを受けたと、連盟の通報・相談窓口に相談していたことが24日、分かった。
香川氏は強豪・帝京大空手道部の師範。植草も帝京大出身で指導を受けていた。現在も帝京大を中心に練習しており、今夏の東京五輪で金メダル獲得を目指している。
関係者によると、31日に両者に聞き取りを行う方針。その後、聴取内容に応じて倫理委員会を開催する。
東京五輪を4カ月後に控えた中、「不安だし、驚いている」と全空連関係者。「香川先生の指導法には定評がある。今まで帝京大学空手道部に絡む噂はなかった」との声もあった。