高安敗れ2敗 3敗に朝乃山、照ノ富士、翔猿 3大関今場所初の白星そろい踏み
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「大相撲春場所・11日目」(24日、両国国技館)
1敗の小結高安(田子ノ浦)は大関正代(時津風)と対戦。7連敗中と分の悪い相手に突き落としで敗れ2敗目を喫した。正代にもろ差しにされ、左を差しにいった瞬間に、回り込むように突き落とされた。12日目は高安は北勝富士(八角)と、6勝5敗とした正代は関脇隆の勝(常盤山)と対戦する。
大関とりがかかる関脇照ノ富士(伊勢ケ浜)が関脇隆の勝を寄り切りで下し8勝3敗。立ち合いで相手の腕をたぐって横向きにして、そのまま寄り切った。大関昇進の目安となる三役3場所計33勝まであと1勝。12日目は玉鷲(片男波)と対戦する。
かど番貴景勝(常盤山)は霧馬山(陸奥)と対戦。つき出しで下し、勝ち越しまであと1つとした。11日目は隠岐の海(八角)と対戦する。
大関朝乃山(高砂)は妙義龍(境川)を盤石の寄り切りで下し3敗を守った。12日目は小結御嶽海(出羽海)と対戦する。
11日目を終えて単独トップの2敗に高安、3敗に朝乃山、照ノ富士、翔猿(追手風)の3人となった。