6年ぶりの世界舞台 トゥクタミシェワが黒の透け衣装で圧巻の妖艶舞! 78・86点
「フィギュアスケート・世界選手権」(24日、ストックホルム)
女子ショートプログラム(SP)が行われ、6年ぶりの世界選手権となった15年世界女王のエリザベータ・トゥクタミシェワ(24)=ロシア連盟所属=は、ほぼ完璧な演技で78・86点をマークした。
世代交代の激しいロシアで、その流れに抗い続ける24歳が、久々の世界の舞台で躍動した。腹筋の透けた黒の衣装で、ビリー・アイリッシュの「Lovely」にのり、唇を指でなぞる仕草で情感タップリに滑り出すと、冒頭の代名詞・トリプルアクセルに成功。続く連続3回転、最後の3回転フリップもしっかりと決め、ノーミスの演技で思いを氷上に描き出した。演技を終えると、笑顔で手を上げた。
自身のインスタグラムでローラースケートを履いたセミヌードのグラビアを公開し、惜しげもなく肉体美を披露するなど、他の選手には真似できない大人の魅力とともに帰ってきた24歳が、存在感をみせつけた。