五輪聖火リレー出発…第一走者なでしこジャパン丸山桂里奈も感激?「足の裏熱くなった」

 聖火リレーの出発式で聖火皿からトーチへ点火する、2011年のサッカー女子W杯で優勝した日本代表「なでしこジャパン」のメンバー岩清水梓選手(代表撮影)
 聖火リレーの出発式で、あいさつする東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本会長(代表撮影)
 聖火のトーチを掲げスタートする、2011年サッカー女子W杯で優勝した日本代表「なでしこジャパン」のメンバー(代表撮影)
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 東京五輪・パラリンピックの聖火リレーが25日、福島県のJヴィレッジからスタートした。2011年サッカー女子W杯優勝メンバーの「なでしこジャパン」のメンバー16人が第一走者として、トーチにともった聖火を掲げた岩清水梓(34)を先頭に出発した。

 現役時代は東京電力のチームでプレーし、福島を拠点にしていたこともある丸山桂里奈(37)は「福島は第二の故郷だと思っている。福島のアスファルトが感謝を受け取ってくれた」と独特の表現で感想を語った。さらに、「私の体の半分は福島がつくってくれた。感謝を込めて走ったが、走りやすい芝とアスファルトで、足の裏が熱くなりました」と、おそらく感激したという意味だと思われる珍言を残し、周囲を笑わせた。

 大会組織委員会の橋本聖子会長(56)は「いよいよスタートを切れた。1年延期となった今年は東日本大震災から10年の節目。復興のともしびが121日間、無事に走ってくれたらありがたい」と述べた。

 聖火リレーは、開会式のある7月23日までの121日間、47都道府県を約1万人のランナーがつなぐ。

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