石川祐希所属のミラノ、CEVチャレンジカップ優勝「成長が証明できた」
バレーボール男子日本代表エースの石川祐希(25)が所属するイタリア・セリエAのミラノは25日、CEVチャレンジカップ決勝で、ジラート・バンカシSKアンカラを3-2で下し、初優勝した。石川はチーム3位の13得点と活躍。自身にとってもプロ初タイトルとなった。
フルセットまでもつれ込む激戦となった。序盤から一進一退の攻防が続き、勝負は最終セットへ突入。14-8とミラノが迎えたマッチポイントで、最後は石川がスパイクを決め、勝利をつかみ取った。石川は「非常にうれしい。今までやってきた成果だったり成長が、このタイトルで証明できた」と喜びを語った。
リーグはプレーオフの準々決勝で敗退。次戦は来年のCEVチャレンジカップ出場権が懸かるプレーオフ・5位決定戦(初戦は日本時間29日)に挑む。「CEVチャレンジカップは優勝できましたけど、さらに上のリーグ(チャンピオンズリーグ)があるし、今シーズンはプレーオフも負けてしまったので、もっと強くなる、成長するといった意味も込めて、この勝利を自分で受け入れたい」とさらなる高みを見据えた。