聖火リレー 沿道人数は公表せず 組織委、初日終えて「問題なかった」
東京五輪・パラリンピック組織委員会は25日、この日、福島県からスタートした聖火リレー初日を終えて、都内で記者会見を行った。
一部で沿道で観覧する人の姿が目立つ地点もあったが、武藤敏郎事務総長は「特に問題はなかった。ほとんど人が重なる状況はみられなかった。密回避にご協力いただいた」と総括。沿道の人数は公表しない方針で、組織委は「マラソンでは主催者発表があるが、聖火リレーについて何人という絶対値は公表しても、走る距離も毎日違うので」と説明した。
聖火リレーは47都道府県859市区町村を121日間を掛けて約1万人が走り、7月23日に東京の国立競技場で行われる東京五輪開会式へとつなぐ。