五輪聖火、福島沿岸部でリレー 「しずちゃん」がいわき市走る

 聖火ランナーを務めた、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の「しずちゃん」こと山崎静代さん(左)=25日午後0時11分、福島県いわき市
 走行中にトーチの炎が消え(上)、駆け寄ったスタッフによって再点火された=25日午後、福島県富岡町(代表撮影)
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 東京五輪の聖火リレーは25日、福島県からスタートし、沿岸部を巡った。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から10年。新型コロナウイルス感染の再拡大が懸念され、大会開催に懐疑的な声もある中、被災したランナーらは福島の復興を願い、聖火をつないだ。

 映画「フラガール」に出演したお笑いコンビ、南海キャンディーズの「しずちゃん」こと山崎静代さん(42)が作品の舞台となったいわき市を走り、南相馬市でエアレースパイロットの室屋義秀さん(48)が最終走者を務めた。富岡町で走行中にトーチの炎が消えたが、ランタンを使って再点火され、リレーを続行した。

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