朝乃山4連勝!復調実感「いい方向に向いている」逆転Vへ「悔いのないように」

 「大相撲春場所・12日目」(25日、両国国技館)

 中入り後は小結高安が10勝目を挙げ、2敗で単独トップを死守。再大関とりの関脇照ノ富士が昇進目安をクリアする9勝目。1差3敗で照ノ富士と大関朝乃山が追う。

 危なげない相撲で優勝争いに踏みとどまった。先場所は黒星を喫した御嶽海に対し、「先場所は胸からいって持っていかれたので、思い切りいこうと思った」という朝乃山。鋭い踏み込みで頭から当たると、左上手を取って前進し、振られても動じずに寄り切った。

 優勝を争うライバルの高安と照ノ富士が勝利した後の土俵だったが「見ていたけど、何も気持ちは変わっていない。(トップと)1つ差あるので落ち着いていくだけ」と動じることはなかった。

 中日までに3敗してから4連勝に「しっかり前に出て自分の相撲が取れているので、いい方向に向いていると思う」と復調を実感。過去0勝4敗と分が悪い照ノ富士戦も残るが、「あと3日しかないので、悔いのないように取りたい」と逆転優勝へ気持ちを引き締めた。

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