羽生結弦選手のすごさは「音ハメ」小塚氏の解説に宮根も興奮
バンクーバー五輪代表だった小塚崇彦氏が26日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。羽生結弦選手が首位発進したフィギュア世界選手権を独特のワードで解説した。
106・98点をたたき出したショートプログラムの演技のすごさについて「音ハメ」を挙げた。「3つめのトリプルアクセルの降りた瞬間に(音楽の)『ジャンッ!』という音と合わせる。これはものすごく難しい。ジャンプに集中して、音を全然聞かない選手もいる。あそこまで合うのは羽生選手のすごさ」と説明した。
MCの宮根誠司は「ロックのライブを見ているみたいだった」と興奮気味に話した。羽生選手が、コロナ禍のためコーチ不在で孤独に練習に取り組む中で、一時はトリプルアクセルが飛べなくなるほどにどん底に落ちたことを紹介。「オリンピック連覇して国民栄誉賞を取った人に、神様はまだ試練を与えるかと思っちゃった」としみじみ。「コロナ禍の日本に勇気づけるショートプログラムでしたよね」と手放しに拍手した。