2日目となる東京五輪の聖火リレーは26日午後、福島県会津地方などで実施された。磐梯山の山裾にあるゲレンデでは、トーチを掲げた“ランナー”がスキーで滑走し、鮮やかなシュプールを描いた。絶景で知られるJR只見線を望む展望台を経て、聖火は会津若松市の鶴ケ城へ。元バレーボール女子五輪代表の大林素子さん(53)が、この日の最終走者を務めた。
猪苗代スキー場では、霧がかかる中、元フリースタイルスキー男子モーグル五輪代表の遠藤尚さん(30)がトーチを手に、地元スキークラブの小学生ら20人と列を組んで滑り降りた。
火はランタンに移されると、リフトで麓へ下った。