F1・20歳の角田裕毅は9位デビュー きっちり2点獲得で存在感

 「F1バーレーンGP・決勝」(28日、バーレーン国際サーキット)

 7年ぶりの日本人ドライバー参戦となったアルファタウリ・ホンダの20歳、角田裕毅が9位入賞を果たした。日本人で初めてデビュー戦のポイントを2点獲得した。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が2位に入り、同僚のセルヒオ・ペレス(メキシコ)が5位。総合5連覇を目指すメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が通算96勝目を挙げた。2チームにパワーユニット(PU)を供給するホンダは今季限りでF1の活動を終了する。

 角田がF1初戦で存在感を発揮した。同僚のガスリー(フランス)がマシントラブルでリタイアする中、きっちりと2点を手にして「マシンパフォーマンスの素晴らしさを示せた」と誇った。

 スタートで出遅れ、一時は17番手まで後退。ここから果敢に追い上げ、2度総合優勝の実績があるアロンソ(スペイン、アルピーヌ・ルノー)らを次々と追い抜き、最終周にも一つ順位を上げた。最後まで攻め続け「力強いオーバーテークができた」とうなずいた。

 予選、決勝で持ち味を出し、アルファタウリのトスト代表から「本当に素晴らしい仕事をしてくれた」と評価された。「パフォーマンスを誇りに思うし、次にどれぐらいやれるか楽しみ」と語ったホープにとって期待を抱かせるデビューとなった。

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