照ノ富士が大関復帰 21場所ぶり、口上短く
3枚
日本相撲協会は31日、両国国技館で大相撲夏場所(5月9日初日・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、照ノ富士(29)=本名ガントルガ・ガンエルデネ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=の大関復帰を正式に決めた。
21場所ぶりの返り咲きは、現行のかど番制度となった1969年名古屋場所以降、77年初場所後の魁傑の所要7場所を上回る最長ブランク。
相撲協会は使者として、同じ伊勢ケ浜一門の高島理事(元関脇高望山)と浅香山審判委員(元大関魁皇)を伊勢ケ浜部屋に派遣。昇進伝達式で照ノ富士は「謹んでお受け致します。本日は誠にありがとうございました」と口上を短く述べた。