空手パワハラ問題 全空連が植草の負傷確認「事実関係として認められた」処分決定へ

全日本空手道連盟の倫理委員会による事情聴取を終え、取材に応じる植草歩選手。奥は担当弁護士=31日午後、東京都千代田区
全日本空手道連盟の倫理委員会の前に取材に応じる植草歩選手=31日午前、東京都千代田区
聴取を終えた植草歩(左)
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 空手の植草歩が全日本空手道連盟の香川政夫強化委員長からパワーハラスメントを受けたと訴えている問題で、全空連はホームページで説明した。

 全文は以下の通り。

 「このたび、当会は、植草歩選手から、3月29日付選手強化委員長香川政夫氏によるパワーハラスメントなど、各種報道並びに植草歩選手のブログに記載されておりますような内容の被害の申し出を受けました。

 本日、倫理委員会(非公開)を開催し、事実関係の確認のため双方から聞き取り調査をしました。

 その結果、1月27日の帝京大学内の練習において、帝京大学師範香川政夫氏が竹刀を用いた練習を行い、植草歩選手が目を負傷したということが事実関係として認められました。

 本連盟倫理委員会としては、竹刀を用いた練習は大変危険であり、どの練習においても全く認められるものではありません。引き続き該当事項について調査してまいります。

なお、処分内容については理事会の決議により決定されます。

皆様には多大なるご迷惑、ご心配をおかけしており、深くお詫び申し上げます。

 処分決定まで対象者の当連盟における活動を停止しておりますことを申し添えます」とした。

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