五輪聖火、完成の八ツ場ダム巡る 群馬、移転した温泉街から対岸へ
3枚
東京五輪の聖火リレーは、群馬県の2日目となった31日午後、八ツ場ダム(群馬県長野原町)の湖畔を巡った。ダムは2020年3月に完成。水没地から移転した川原湯温泉の旅館や、日帰り入浴施設が立ち並ぶ温泉街を出発し、八ツ場大橋でダム湖を見下ろしながら聖火をつなぎ、対岸に渡った。
橋のたもとの沿道には多くの人が集まり、ランナーを応援していた。
富岡市の世界文化遺産「富岡製糸場」の敷地内を走った県出身のタレント井森美幸さんは、正門で聖火を次のランナーに渡し、沿道に向かってガッツポーズ。「頑張って」と見送った。
高崎市では県出身のタレント中山秀征さんがゴールした。