大橋悠依が初の五輪切符「純粋にすごくうれしい」前回はあと一歩届かず

女子400メートル個人メドレーを制し、スタンドの声援に手を振る大橋悠依=東京アクアティクスセンター(撮影・高部洋祐)
女子400メートル個人メドレー予選 大橋悠依の平泳ぎ(代表撮影)
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 「競泳・日本選手権」(3日、東京アクアティクスセンター)

 東京五輪代表選考会が兼ねて行われ、女子400メートル個人メドレー決勝は日本記録保持者の大橋悠依(25)=イトマン東進=が派遣標準記録を突破する4分35秒14で優勝し、初の五輪切符を手にした。2位の谷川亜華葉(あげは、17)=イトマン=も4分37秒90で派遣標準記録を突破し、代表に内定した。

 大橋は前半を日本記録ペースで泳ぐと、そのまま後続を突き放してフィニッシュした。16年リオデジャネイロ五輪代表選考会では惜しくも3位に終わり代表権を逃していたため、今回が初内定。「純粋にオリンピック選手になれるのはすごくうれしい」と喜びを語った。

 まずは400メートルで代表権を獲得し、5、6日に行われる200メートルでも代表権を狙う。「400(メートル)よりも混戦になると思うけど、スピードも出ているし200(メートル)の方は体力的にも自信があるので、思い切ったレースをしたい」と力を込めた。

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