前田マヒナと野呂玲花がプロサーファー初の吉本興業所属「サーフィンを広げたい」
東京五輪新種目のサーフィン女子で五輪代表候補の前田マヒナ(23)と野呂玲花(26)が5日、都内の記者会見に出席し、吉本興業に所属することを発表した。
プロサーファー初の吉本所属選手が誕生した。前田は「アスリートだけど、お父さんは大阪の人だし、どこかで面白い所を見せられるかも」と笑い、大阪府出身の野呂も「お笑いが大好きなんで、面白いことができると思います」と胸を躍らせていた。
吉本を選んだ経緯は、「サーフィンのことを広げたい」と前田。「五輪(競技)になったし、海のことも守りたい。(海には)プラスチックも多いから、それを吉本と一緒にやりたい」と、環境保全活動に意欲を見せた。 この日の会見には南海キャンディーズ・しずちゃん、おかずクラブ・オカリナとゆいP、ゆりやんレトリィバァも出席。お笑いのプロの盛り上げに、プロサーファー2人は終始笑顔だった。
前田は来月末から五輪最終予選のワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当、エルサルバドル)に出場する。「今はトレーニングができてないけど、トレーニングができれば絶対に勝てる」と、五輪切符獲得へ自信をのぞかせた。